Windows11にセットアップしたOpenVPN ServerでVPN越しにインターネットアクセスできるようになるまで

各種証明書の準備、コンフィグの作成を完了し、少なくともAndroid→Windows間でVPNアクセスが確立する状態からの話です。

1.”サービス”設定画面にて”routing and Remote access"を右クリックしスタートアップを”自動”に変更して”適用”。その後”開始”をクリックしてサービスを起動する。

2.コントロールパネル→”ネットワークと共有センター”→”アダプターの設定の変更”を開き、インターネットアクセスに使用しているネットワークインターフェースを右クリックしてプロパティを開く。”共有”タブを開き”ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する”にチェックを入れ、”ホーム ネットワーク接続”のリストより”OpenVPN TAP-Windows6”を選択する。
(インターフェース名は違いが出るかも知れないがOpenVPNのTAPデバイスを指定すること)

3.レジストリエディタ(regedit.exe)を開き、HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Services→Tcpip→Parametersを開き、IPEnableRouterをダブルクリックし、値に1を入力する。

4.サーバーのコンフィグの編集
push “redirect-gateway def1 bypass-dhcp"
          ↓
push “redirect-gateway local def1 bypass-dhcp"

5.Windows(OpenVPNサーバ)のシステム再起動

6.再起動後、自動的にOpenVPNサーバが接続状態になることを確認。

7.Andoroid端末でVPN接続し、インターネットアクセスできることを確認し、確認くんでIPアドレスがVPNサーバのグローバルIPであることを確認。

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