nextcloud20への更新(と見せかけて再インストール)

nextcloud20がリリースされていることに気づいたので早速インストールしてみる。
管理者アカウントでログインし、設定から概要を開き、アップデートチャンネルを安定板からベータにしてしばし待機。
バージョン19系のベータ版が先に出現したのでそちらを適用し、再度確認したところ20系へのアップデートが表示されたので実行。
アップデート自体は特に問題なく完了したっぽいのだが、アップデート後のセキュリティ&セットアップ警告にてDBに一部のプライマリキーがないので作成しろ的なメッセージが出ていた。
メッセージで示されたコマンドを実行したが、occに”そんなコマンドはねぇ”と怒られて詰む。
そして、10分ほど考えた結果、その次の瞬間nextcloudフォルダがサーバから消えた。

まあ、よくわからんエラーが出て直せないならいっそ入れ直ししてしまえということで。
フォルダ削除後、nginxのnextcloud用コンフィグを確認し、20系のインストール例に従い不足していた設定を追加。
その後、phpMyAdminよりnextcloudデータベース内の全テーブルをドロップ。
仕上げにローカルのデータ共有フォルダをリネーム。
そして、nginxを再起動後nextcloudにアクセスして初期設定してサービス開始、共有用ユーザを作成。
その後、キャッシュの設定(Redisの使用)を行い、nginx、php-fpmを再起動して再度管理画面にログインして問題ないことを確認。
そして、実際にフォルダの共有を開始。

PC上のnextcloudクライアントで一旦アカウントを削除し、再度接続。
この際にローカルの共有フォルダをどこにするか尋ねられたので、横着して既存のNextcloudフォルダを指定したが”空じゃない”のでダメ出しを食らう。
そこで、ファイルの中身をすべて別フォルダに移動したのちNextcloudフォルダを再度指定するがこれもダメ。
最終的にいったんNextcloudフォルダを削除かリネームして新規フォルダとしてNextcloudフォルダを使用できる状態にしないとだめだった。
そんなこんなで無事共有設定を完了し、ファイルをNextcloudフォルダに戻し共有開始。
問題なく作業完了。

少々疲れた。