再引っ越し
チャンミ、北海道防衛作戦とやることはたくさんあるのに、その裏でまたまたWebArena Indigo(メモリ4GBプラン)からLightSail(メモリ2Gプラン)への引っ越しをしました。
まず、事の発端はLightSailの割高感。月1700円弱の利用料で使用できるメモリ上限が2GBというのはなかなか渋い気がする。実際WebArena Indigo(メモリ4GBプラン)の月額利用料もほぼ同額。
実はVPSについては長らくさくらのVPSを使用していたのですが、ネットワークの回線速度が上限100Mbpsだったり、他のサービスに比べてそもそも割高だったりしたのでいろんなサービスに放浪することになりました。
Indigoについてはメモリ4GBプランのコストパフォーマンスが非常に良好で、このプラン以下では100Mbpsに制限される回線速度が500Mbpsに増強され、月額2000円以内でメモリ4GBのインスタンスを転送量無制限(やり過ぎると絞られるらしいが)で私用できる。
一方で今回LightSailに移ることになったデメリットも存在し。Indigoについてはコンソール接続にも露骨にレスポンスが悪化することがあり、それはWEBアプリケーションにも時折影響を及ぼていた。実際のメモリ使用量等については十分に余剰もあるし、こちらで把握している限りではそんな遅延が発生するようなIOの発生は確認できていないことから、コストと性能の両立の影響で仮想基盤上でのリソースの食い合いが発生しているんではないかと思われる節がある。
一方LightSailは上述の通りメモリ4GB以上のプランの割高感(2GBプランの2倍)があるものの、下位の2GBプランでもかなりの高速なネットワークが使用でき、なおかつIndigoにあるようなレスポンスの低下もほとんど発生しない。
このレスポンスの低下については最も影響が少なかったのはさくらのVPSで、5年ほど使用したがその間コンソールやWEBアプリがサーバ由来の遅延を受けた記憶が無い。
なお、Lightsailには大問題があり、通常はSMTPで外部にメールを送信できない。一応申請すると許可されるらしいが、これまで幾度となく申請してはなんかよく分からない理由で拒否されている(拒否理由も申請の度にまちまちで、時には違反行為を理由にしたくせにそれに対して改善するから具体的な違反内容を教えてくれと言っても明確な回答を返さなかったりとかなり適当にあしらわれている気がする)。
正直そんなストレスフルな連中と付き合うのはもう嫌なので、さくらのメールサーバ(年額1000円程度)を契約しLightsailサーバ上から送信するメールはSubmissionポート経由のSMTP AUTHでリレーして送信する方法に変更。
さくらのメールサービスがDKIM/DMARC/ARCに対応してくれたのでこの方法でもgoogle様に怒られない。禁止されているのはあくまで25番ポートでの外部メール送信なのでSMTPSやSUBMISSIONでならメールを外部に出せる。
まあ、そんなこんなで同二回転作業は完了。